本の紹介『ストレス一日決算主義』(著・山本晴義)

本の紹介

今日の本の紹介は、NHK出版より発行の『ストレス一日決算主義』です。

著者の山本晴義先生は、横浜労災病院勤労者メンタルヘルスセンター長他、様々な肩書をお持ちの先生です。20年くらい前に講座を聴講して以来、私は山本先生のファンです。現在、カウンセラーとなっているのは、その講座が始まりであったと今になって思います。

山本先生は、労働者対象の「無料メール相談」を長い間続けていらっしゃいます。とにかく死にたくなったら私にメールをしなさい、と呼び掛けています。最近の講座で、対応したメールが10万件となったとおっしゃっていたと記憶しています。メール相談といっても、24時間以内に返信するという約束をされており、そのトータル件数が先ほどの10万というとんでもない数に積もり積もったのです。

山本先生のメールで、最悪の事態を思いとどまった方がどのくらいいらっしゃるのかと思うと、その功績は計り知れないものがあると思います。

その山本先生が掲げていらっしゃるのが、ストレスはその日にクリアにして翌日に持ち越さないという「ストレス一日決算主義」です。イライラ、モヤモヤをそのままにして日々を重ねていくと、どんどんと悪い方向へ行ってしまいます。「このくらいのことでへこたれる自分じゃない」などとは思わずに、しっかりとストレスを解消して一日を終わらせることの重要さが書かれています。

毎日、多数のメールに対応していれば、こころが引きずられて辛いのではないだろうか、なぜこんなに明るくてお元気なのだろうと不思議に思っていたのですが、この本を拝読すると、先生がその主義を貫いていらっしゃるからだということがわかります。

私もカウンセラーとして、自分自身が心を平穏にしておかねばならないと自覚しています。折にふれ、何度も読み返しています。

ストレスがたまりやすい方、カウンセラーの方、カウンセラーを目指している方、全てにお薦めの一冊です。

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