本の紹介・・仕事や人間関係に悩んでいる人に、ドラッカーの本を紹介する理由

本の紹介

今日は本の紹介をします。ソフトバンククリエイティブ(株)発行の『1分間ドラッカー 最高の成果を生み出す77の原則』(著・西村克己)です。ピーター・F・ドラッカーはオーストリアの経営学者です。企業の経営層、経営コンサルタントの方々で知らない人はいないでしょう。

心理カウンセラーの私がなぜドラッカーをお薦めするかといいますと、私は企業で能力開発や人材育成を行う部署にいたことがあり、その頃は組織経営やマネジメントに関する本を片っ端から読み漁っていました。当然、ドラッカーの分厚い壁が私の前にも立ちはだかり、なかなか読破しきれませんでした。

ドラッカーは、組織経営だけではなく、個人の中での「セルフマネジメント」に役立つ言葉を数多く残しています。仕事のことで悩んでいる方には特に、思い当たるフレーズがあるのではないかと思い、今回ご紹介しました。

私の好きな言葉を3つ、ピックアップしました。

「人は優れているほど多くの間違いをおかす。優れているほど新しいことを試みる。」

失敗をするのは行動したからこそ。何もしなければ、ミスもしないですよね。ミスをしたからと落ち込んでしまうのは仕方ないけれども、この言葉で勇気づけられた思い出があります。

「「できないことは何か」ではなく「できることは何か」と考える。」

ドラッカーは得意なことで自分を活かすことの大切さを説いているのですが、それでも自分自身では部署を自由に選べる訳ではありません。だとしたら自分でできることは、「自分の部署、仕事の中では、どういう面が自分の強みなのか」を考えて、できることを率先してやり、できないことは素直にできる人に聞いたり頼んだりしたほうが、精神的にも穏やかでいられると思います。

「コミュニケーションを成立させるものは、受け手である。」

これも、人間関係を端的に示した名言だと思います。いくらこちらが思いを伝えようとしても、相手がきちんと受け取れなければ、コミュニケーションとしては失敗なのです。どんなに言葉を尽くしても全く通じないこともあれば、アイコンタクトだけで全てが伝わることもあります。「こっちは言ったからもう知らない」ではなく、受け手が受け取りやすいように工夫して発信するのが、コミュニケーションの基本だということです。また、自分が受け手側であれば、自分がこころを開くことで、今まで拒絶していた相手と一気に打ち解けられることもあるはずです。

ドラッカーのような人が自分の会社の社長だったらいいのにと思う方もいらっしゃると思いますが、割とそういう社長の本棚には、ドラッカーの著作が鎮座していたりします。装丁も、背表紙がかっこいいので。

この「1分間」シリーズは、読破するのが困難なドラッカーのエッセンスを、気軽に味わうことのできる本です。経営に関する部分については、「経営層も大変なんだなあ」と思いながら眺めていただくと、少しは上司の態度が許せるかも・・・。

全体を俯瞰で見るのも、いいことですよ。俯瞰で見て、それでも納得がいかない時は、それなりの行動にでて、自分の人生を生きる決断をする時かもしれませんね。

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