「大丈夫だよ」と「頑張ってね」は諸刃の剣

日常

友達に悩みを相談をしたとします。その時に、「大丈夫だよ、頑張ってね!」と励まされたとします。その時に、あなたならどう感じますか?

大抵の場合、「悩みの深さ」と「相談相手」によって、正反対の感じ方をします。

悩みがほぼ、思い過ごし程度のもので、相談相手も本当に信頼している人であれば、「なんでそんなに悩むことあるの?〇〇さんなら大丈夫に決まってるじゃん!頑張れ頑張れ!」と肩でも叩かれれば、「私、ちょっと考え過ぎだったかな?よし、気合い入れ直して頑張ろう!」と思えると思います。

反対に、悩んで悩んで苦しんで、ついこぼれ出てしまった言葉に対して、「そんなの大丈夫だよ、頑張ってねー」なんて、軽くいなされたように言われてしまった場合。心の中には「なんの根拠があって大丈夫なんて言えるの?」「もしかして馬鹿にされてるの?」と頭の中でぐるぐる回ってしまい、最終的には怒りに変わってしまい、もう二度とあの人には悩みを打ち明けたりするのは止めよう、果ては距離を置こうと思ってしまうこともあります。

辛い立場の人に対して「大丈夫ですか?」と尋ねがちです。例えば道で転んだ人に対して「大丈夫ですか?」というと、ほぼ「大丈夫です」と言います。頭から血を流してどうみても大丈夫じゃなくても、意識があればそう言ってしまう人が多いのです。大丈夫という言葉は、まるで口癖のように扱われがちな言葉になっています。

また、既に頑張り尽くして倒れそうな人に対して「頑張って!」というのも、言われた本人にしてみれば「こんなに頑張ってるのに、まだ頑張れっていうの?」という気持ちになりますし、かといって「頑張らなくていいんだよ」というのも、「じゃあ誰が私に代わって苦しんでくれるっていうの?」という気持ちになります。相手の立場に立ってみればわかることなのですが、つい使ってしまう言葉です。

先に述べたように、人と場合によっては励ましや力となる言葉です。しかし、相手が自分に対して100%の信頼を寄せている場合でなければ、安直に「大丈夫」「頑張って」を言わない方が無難だと私は思います。

この言葉を使う時、またはつい口にしてしまった時は、相手の表情をしっかりと読み取ってください。ぱっと明るくなったのであれば良いのですが、そうでない場合、例えば考え込んでいたり、伏し目がちであったりした時は、「どうしたの?そんなに悩んでるの?ごめんね、良かったら詳しく話を聞かせてくれる?」と、是非言ってあげて欲しいのです。あなたの優しさがきちんと伝わるように。

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