細かいことにいろいろとこだわる方がいます。本棚の本の並び方、ホワイトボードのペンの向き、お茶碗の重ね方・・・。このこだわりが度を過ぎて他人にもそれを強要する方がいます。それが女性の場合だと「お局様」などと呼ばれることになってしまいます。
男性でもいない訳ではなく、書類のホチキスの向きが揃っていないとか、罫線の細さが揃っていないとかで、資料の全てを作り直すよう命じられることもあります。
そういう方々は、「私は神経質だから」と言います。人によっては、「気にならない?」「よく気にならないね」「いいね気にならなくて。私、典型的A型だから」などと言ったりします。
でもそれって、無神経な言葉ですよね。
モノには神経質かもしれません。でも、人の気持ちに対して、無神経です。「私は神経質、つまりきちんとした人間。そしてあなたはだらしない人間」と言っているのと同じことだからです。
ある程度は鷹揚にとらえる度量の広さがあってもいいのではないでしょうか。さもなければ、言葉に対しても神経質であってほしいものです。
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