どんな人が好きですか?と聞かれて「優しい人が好きです」という答えをする方、多いですよね。
確かに心優しい人は人間的にも尊敬できるし、立派な方が多いです。
しかし。心優しい人とパートナーになった時。必ずしも穏やかな日々が来るとは限らないということを、覚悟の上で「優しい人が好き」とおっしゃってますか?
優しい人というのは、根っから優しいのです。その優しさには、誰もが惹きつけられます。そして、優しい人は、優しいが故に人を拒むことが苦手です。
つまり、優しい人とパートナーとして例え法的に契約したとしても、その方を独占することは難しいと思っていただきたいのです。優しい方は、全ての人に優しいのです。
子どもが生まれてから自分のことをかまってくれなくなったと嘆く男性。優しい女性は、母性も豊かです。子どもと優しさの奪い合いをしたって、それは大人が引くしかないのです。
優しい彼と付き合い始めたのに、男友達を大事にしてばかりで私との時間を大切にしてれない、と嘆く女性。それは当たり前です。だって、彼は優しいのですから、友達に対してだって冷たくなんてできません。もし結婚したら、両親を大切にする彼に不満が爆発することがあるかも知れません。
それもこれも、「優しい人が好き」な方自身の問題なのです。繰り返しますが、優しさは独占できません。それを許せるくらいの器の大きさを持った上で、「優しい人が好き」と宣言してくださいね。
こんなことを言うと、「では、私だけに優しい人が好き」となるかもしれませんが、そんな人は人間として魅力的でしょうか?
求めるものが大きければ大きい程、自分自身の大きさも必要、というお話でした。
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